昔々薄くて、「フルーティなのが取り柄のワインだったよ」と
生産者の方から聞いたことがあった。
それを濃くて果実味甘く濃厚に
変えた生産者は、
瞬く間に世界のトレンドの
ワイナリーになった。
そんな中、木樽で5年も寝かし、
スタンダードな
ワインを果実味やわらかにして
リリースする生産者も居ました。
しかし、また
こんなに違うとはと思う
同じワインに出会いました。
山岳部で、新古典主義の
マシャレリさんを思わせる
1997年創業のワイナリー
香りをかいだ瞬間・・・
ただものでないクリアーで
エレガントな香り
濃いベリーや黒いオリーブ
タンニンがしっかりと全体覆い
その後に果実の甘みがポツンと
現れます。
有機栽培、天然酵母、足踏み、
木の大樽発酵槽
羊肉を食べながら、
口に含めば微笑んでしまう
なんとも大人なワインでした。
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