このワインの果たした役割は、大きかったと思います。赤ワインブーム後、1,000円ワインが消費の主流であった頃。1,500円という価格はハードルの高いものでした。しかし1,000円ワインで味わいのイメージを感性に変えていたワイン好きにとって500円のハードルを越させる衝撃がこのワインにはありました。

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ラヤで衝撃を受けたワイン好きが次に飛びついたのが、同じヒル・ファミリーがカラタユードで造る奇抜なラベルのワイン　オノロベラ。第一弾　ラベルのインパクトもあり第一弾のラヤを超える人気を博し瞬く間にベストヒットワインに、今でも高い人気を誇ります。

​＃1650

そんな流れの中で、万を期してリリースされた感のあるこのオールドヴァイン。ヒル・ファミリーとは別のカリニェナのボデガ　ガバルダがなんと55年から80年の樹齢のガルナッチャから造り価格は1,600円。今のこのタイミングでもその味わいとコスパは衝撃的です。

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