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「私の父の葡萄樹」の名前の通り、1977年に父ロジェが植樹したカベルネ ソーヴィニヨンを使っています。ロジェはかつて父アンリと共にオー メドックにシャトー ピュイ カステラ(現在シリルの従兄弟が経営)を所有していて、移住する際にボルドーのパワフルなカベルネの苗を持ってきました。このエリアにカベルネはとても相性が良く、よく熟した葡萄を得ることが出来ます。シラーはエレガントさを与えています。コスティエール ド ニームA.O.C.のエリアで造られていますが、規定外のカベルネ ソーヴィニヨンを使用しているため、I.G.P.となります。マロラクティック発酵まで5週間ステンレスタンクで行い、熟成はオーク樽で12ヶ月行います。カベルネはタンニンとボディがたくましいので、新樽と1年樽を使用。シラーはエレガントなので、2~4年樽を使っています。黒に近い赤色。心地よい樽の香り、しっかりとした飲み応えのある力強さと、果実のまろやかさがバランスよく集中しています。アフターにカベルネのスパイシーさとタンニンが感じられます。

ペイ デュ ガール レ ヴィーニュ ド モン ペール 2020 マス デ ブレサド 【赤】Gv:カベルネ・ソーヴィニヨン70%、シラー30% 綿密で複雑な味わい

SKU: 2149
¥3,520 Regular Price
¥3,168Sale Price
色、味わい: 赤 フルボディ
  • 「ワイン造りの歴史に名を残す名家」「Mas」は、プロヴァンスの方言で、ドメーヌを意味します。高祖父アンリはパスツールの友人で、うどん粉病に対する亜硫酸塩による治療法を発見しました。祖父アンリはボルドーでワイン造りに携わっていたという家系です。また父ロジェは、まさにパイオニア的存在で、この地に初めてカベルネ ソーヴィニヨンを植えたり、樽熟成の白ワインを造ったりしました。シリル マレスは引き継ぐ前に、モンペリエで栽培や醸造学を勉強し、カリフォルニアやチリにも修行に行きました。「畑はまさに南ローヌ」畑の土壌は、第四期時代のローヌ特有の小石が5~10mの深さまであり、まるでシャトーヌフ デュ パプの畑のようです。また、ミストラルも吹き、行政的にはラングドックに位置していますが、「ローヌワインとしてとらえて欲しい」と考えています。ミストラルは、害虫を避け、雨が降っても葡萄を乾かし、湿気から守る、「最大の友」です。各畑別、葡萄品種別で、それぞれのポテンシャルを大切にしたワインを造っています。「飽くなき品質向上への努力」醸造については父親のロジェ マレスが確立し、シリル マレスの代になりさらに品質が向上しました。世界的な評価も高まり、地元でも人気の高いこのドメーヌのワインには、常に生産量を超えた予約が入るほどです。しかしシリル マレスは品質にもまだまだ満足することなく、さらにその上を目指すべく日々努力を続けています。非常にバイタリティ溢れるシリル マレスの造るワインは、さらに品質向上を続けることでしょう。

  • 稲葉
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