Vin de France ヴァン・ド・フランス
品種:グルナッシュ・ノワール 100%
醸造:手摘みで収穫したブドウを 100%全房で、ステンレスタンクで野生酵母のみでマセ
ラシオン・カルボニック。果皮浸漬の期間は 15 日間。圧搾後、グラスウールのタンクに移し、
シュール・リーの状態で自発的なマロ発酵と熟成。SO2 やその他の醸造添加物は一切加
えずに醸造。無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。SO2 は瓶詰め時に限り必要最小限のみ
添加。
現行ロットは 2024 ヴィンテージ。収穫日は 9/2。アルコール度数 13 度。総生産量
2,133 本。2025 年 6 月時点の SO2 トータルは 10mg/l 以下の検出限界値。
*『Mariole マリオル』とはフランス語で「賢く振る舞う人、興味深い人、面白い人」という意
味です。これまでのドメーヌの赤ワインとは、また異なるスタイルであることからこのように命名
したそうです。
マリオール プティ ボノーム 【赤】品種:グルナッシュ・ノワール 100% マリオルとは「興味深い人、面白い人」という意味 生産量 2,133本
プティ ・ボノームは Fabien Chanavas ファビアン・シャナヴ ァによって、南仏リュベロン地方 の La Motte d'Aigues ラ・モ ット・デーグに 2018 年に設立 されたドメーヌです。ブドウ畑は 隣接する Peypin d’Aigues ペ パ ン ・ デ ー グ と La Tour d’Aigues ラ・トゥール・デーグ の村にあります。栽培面積は 1.7ha で、グルナッシュ・ノワール、グルナッシュ・ブラン、グルナッシュ・グリ、セリーヌ(シラー の古代品種)を栽培しています。粘土石灰と粘土砂岩の土壌で、標高は 325~ 390m に位置しています。ファビアンは 1983 年生まれ。父がワイン関係の仕事をしていた ため、学業を修めた後、レストランで数年間サービスとソムリエの仕事をしていました。その 後、オランジュの醸造学校で学び、地元のコーペラティヴで醸造責任者として、また馬によ る耕作の担当として 10 年間働いていました。当時はナチュラルワインもビオディナミも実践 していませんでしたが、ファビアンはこの間に、ビオディナミを実践する造り手やナチュラルワイ ンの造り手を数多く訪問。ナチュラルワインの試飲会にも参加し、沢山のナチュラルワインを 味わい、ビオディナミとナチュラルワインに魅了されていきました。2015 年、ファビアンはコル シカに家族と共に移住。地元のビオディナミの巨匠、Comte Abbatucci コンテ・アバトゥッ チで、セラーマスターと馬による耕作担当として働き始めます。しかし、父の急逝に伴い、コ ルシカ島を離れ、地元リュベロンに戻ります。そして、2018 年の 2 月に地元で小さなブドウ 畑を購入。自分自身の理想のナチュラルワイン造りを始めたのです。フランス語で「faire petit bonhomme de chemin フェール・プティ・ボノーム・ド・シュマン」という格言があり ます。これは「地道に一歩一歩自分の道を進んでいく」ことを意味する表現です。ファビアン はヴィニュロンの仕事とは一日にして成るものではなく、様々な経験を重ねて少しずつ完成 されていくものであると考えています。また、初めて取得した小さなブドウ畑の区画のリューデ ィの名前がプティ・ボノームであったことから、ドメーヌ名をプティ・ボノームとしました。
ドメーヌの畑はビオロジック /ビオディナミで栽培されてい ます。畑の処方には、スギナ やイラクサ、アルファルファなど のビオディナミのプレパレーシ ョンを使用していますが、硫 酸銅の使用は可能な限り 少なくしています。ファビアン は特に畑を馬で耕作するこ とをとても大切に考えていま す。馬で耕作することによっ て畑の土が踏み固められる ことがなくなり、地中の微生 物の生命が自然に再生され るからです。また、ファビアンは馬と一緒に働くことで、動物と触れ合い、親密になれるという こともとても大事であると考えています。ブドウ木の畝の間は 2 匹の馬で定期的に耕作して います。ブドウ木の周りには自然に下草を生やすか、もしくは豆類などを一緒に栽培したり、 はちみつを作ってくれる花などを生やしています。収穫は手摘みで行い、厳格に選果して、 小さなケースで醸造所に運びます。 ワインは野生酵母で自発的に発酵させ、醸造添加物や SO2 は一切加えずに醸造さ れます。熟成後、無清澄、ノンフィルターで瓶詰めされます。ボトリング後のワインのネガティ ブな反応を避けるために、瓶詰め時に限り必要最小限の SO2 を添加します。ファビアンが 目指しているのは、過度な重たさのない、ピュアで、フレッシュ感とフィネスを備えたジューシ ーなナチュラルワインです。初めてのヴィンテージは 2018 年。フランスのナチュラルワインショ ップで引き合いが強く、毎年リリースと同時に完売するほどの人気で、1年待ちでやっと日本 への割り当てを確保し、輸入を始めることができました。スウェーデン、デンマーク、ドイツ、ベ ルギー、オーストリアなどにも輸出されています。

