ステンレスタンクでアルコール発酵と醸しの後、マロラクティック発酵を約20℃で行います。各キュヴェの品質をチェックして選別。アッサンブラージュ後、新樽比率60%で18~20ヶ月間樽熟。美しい果実味と豊かで溶け込んだタンニンがあり、芳醇で長い余韻が感じられる、長期熟成タイプのワインです。
シャトー ラグランジュ 2005【赤】品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、プティ・ヴェルド サントリーが所有し安定した品質の格付け第三級シャトー
SKU: 2769
¥22,000 Regular Price
¥19,800Sale Price
色、味わい: 赤 フルボディ
シャトー・ラグランジュはサン・ジュリアン村に位置する、メドック格付け第三級シャトー。中世の時代からの歴史があり、当時は「ラグランジュ・モンテイユの高貴な館」と呼ばれ、一部はボルドー聖堂騎士団の領地でもありました。そして19世紀には、当時のルイ・フィリップ朝で権力を握っていたデュシャテル伯爵が所有者になり、ワインの品質向上に尽力。シャトーは1855年のメドック格付けで第三級に格付けされ、ラグランジュの名声を引き上げました。
1970年代までは凡庸なワインを造っていた言われていますが、1983年にサントリーが買収してからブドウ樹の植え替えなど抜本的な改善を実施。ブドウ畑ではリュット・レゾネをはじめ、2005年に「テラ・ヴィティス」の認証を取得しました。シャトー・ラグランジュの手入れの行き届いた畑や設備管理を行うマルセル・デュカス氏や、日本人エノロジストの鈴田健二氏など、ワインメイキングにおける工夫と知恵による沢山の人の努力が実を結び、シャトー・ラグランジュは日々成長し、多くのワインラヴァーを虜にしているのです。