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デュガ・ピィのブルゴーニュ・ルージュは単なるブルゴーニュ・ルージュとは違い果実味の豊かさ、構成の緻密さ、余韻の長さから、村名クラスかそれ以上のクオリティ。ビターチョコを思わせる香ばしいアフターテイストは、いかにもデュガ・ピィ。とびきり濃厚な色調で人々を驚かせるしっかりとした味わい。

ブルゴーニュ ルージュ 2020 デュガ ピィ 【赤】品種:ピノ・ノワール ジュヴレ・シャンベルタンのトップクラスドメーヌの1軒がつくる入手困難なブルゴーニュ

SKU: 2827
¥11,000 Regular Price
¥9,900Sale Price
色、味わい: 赤 フルボディ
  • 従兄のクロード・デュガと並び、カルト的な人気を誇るベルナール・デュガ・ピィ。現在、所有畑の総面積は10ha。しかし、その要がジュヴレ・シャンベルタンであることに変わりはない。
    2003年にすべての畑をビオロジック栽培に転換完了した。
    最初に所有したマゾワイエールはシャルムと近接した区画で、土壌的な差が見られなかったため、シャルムに混ぜてひとつのキュヴェとした。一方、2004年に新たに買い足したマゾワイエールは、グリザールの谷間から流れ出た洪石土により畑の表面を大きな石が覆う。ワインの性格もまったく違うため、ベルナールは単独のキュヴェにしたという。試飲の順番はシャルムの後にマゾワイエール。後者のほうが圧倒的に堅牢なスタイルのワインだ。醸造法はクロード同様、低温マセレーションはなし。一方、完全除梗のクロードに対し、ベルナールはアペラシオンによって梗を残す。特級についていえば、量の少ないシャンベルタン(量的に恵まれた年でも1樽しか出来ない)とマジは100%全房。マゾワイエールは60〜70%、シャルムは40〜50%の梗を残している。1級以上はすべてフランソワ・フレールの新樽100%熟成。「ジュヴレ・シャンベルタンは長期熟成させるべきワインだから、十分な抽出が必要」というのがベルナールの考え。たとえ恵まれないヴィンテージであろうとも、彼のワインはとびきり濃厚な色調で人々を驚かせる。だからといって過度に重いワインかといえばそうではない。緻密な構造とキメの細かなタンニンを中心に置きながら、新鮮味(ベルナールは遅摘みをよしとしない)も感じさせるバランスのよさ。熟成させるとこれまた素晴らしい。ドメーヌでは改革も進んでおり、2016年ヴィンテージよりラベルも変更。2017年には息子のロイクが13代目当主にとして就任。翌年には早速来日プロモーションを行うなど精力的な活動をしている。またFixin Clos de Fixey というモノポール畑も2018年にリリース。進化を続けるドメーヌに世界中から注目が集まる。

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