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カベルネ主体のがっちりとした、スケールの大きい厚みのある、ポイヤックらしい男性的なスタイルが特徴です。力強いスタイルながら、10年以上の熟成を経て女性的なエレガントな姿へ変貌する格付け2級の偉大なボルドーです。

シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン 2011 【赤】品種:CS82%、MR18% ラトゥールやラスカーズに隣接する抜群の立地の格付け第二級シャトー。

SKU: 22074
¥29,150 通常価格
¥26,235セール価格
色、味わい: 赤 フルボディ
  • 1850年にピション・ラランドと分割
    ポイヤック地区の中でもサン・ジュリアン寄りの南の端に位置するシャトーで、ボルドー市から北に向かった際に、ポイヤックに入って一番最初に左手に見えてきます。ここのシャトーの外観はとても印象的で、建物は絵に描いたお城の様な『シャトーらしいシャトー』。加えて庭園に浅い池が造られており、美しい建物が水鏡に浮かび上がる設計になっています。

    ピション・バロンの歴史は、1689年に、当時有名なワイン業者だった、ピエール・ドムジュール・ド・ローザン(Pierre Desmezures de Rauzan)氏がラトゥール近くの区画を購入した事に始まります。そして、その娘テレーズが1694年にバロン・ジャック・ピション・ド・ロングヴィルと結婚際する際に持参金としてその畑を持参し、そこにピション・バロンのシャトーが造られました。その後、同じ一族がシャトーを運営していきます。

    1850年にシャトーは二つに分割され、ラウル男爵の区画が現在のピション・バロンに、3姉妹が所有していたもう一つの区画が、現在のピション・コンテス(ド・ラランド)となりました。似た名前のシャトーだな、と思っていたら、元は同じシャトーだったわけです。そして、バロン男爵によって、翌年1851年に現存する美しいシャトーが建設されました。

    1855年に格付けの際には、2級に選出されます。その後長く一族がシャトーを運営してきましたが、1933年にブティエ(Bouteiller)家に売却し、ブティエ家はその後50年間シャトーを所有する事になります。そして、1987年フランスの大手保険会社アクサ・ミレジムが購入。1988年より、その資本力を生かし、シャトー、畑、セラーに至る大掛かりな改築を行いました。

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