ステンレスタンクで発酵させたシンプルなシャブリ。緑のエッジが残るレモンイエロー。白い花、レモン、ライムの爽やかな香りに、ほんのりスモーキーなニュアンス。ピュアな酸味とミネラルが味わいを支配し、軽やかな飲み心地。繊細で慎ましい白ワイン。
シャブリ サン ピエール 2023 ジャン エ セバスチャン ドーヴィサ 【白】品種:シャルドネ ヴァンサン・ドーヴィサの従兄弟 樽の使用は控えめ
SKU: 22279
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色、味わい: 白 辛口
ドーヴィサと聞けば、ルネ・エ・ヴァンサン・ドーヴィサを思い浮かべる人が多いだろうが、忘れてはならないもうひとつのドーヴィサがこのセバスチャン・ドーヴィサだ。
それぞれの先代、ルネとジャンが従兄弟同士という間柄。ところが面白いくらいに両者のワインは異なっている。
ヴァンサン・ドーヴィサがオーク樽を使った醸造をドメーヌのアイデンティティとしているのに対し、セバスチャンはタンクが主体で、樽を使うのは1級畑ヴァイヨンの一部、ヴァイヨン・ヴィエイユ・ヴィーニュ(樹齢65年、2010年までは樹齢80年だった)とグラン・クリュのレ・プルーズ(樹齢60年)のみ。
樽熟成期間は10ヶ月に留め、その後、さらにタンクの中で10ヶ月寝かせる。新樽は原則的に使わず、平均4、5年使用した古樽のみだが焼きは強い。
セバスチャンは焼きが強いほうがシャブリのミネラルがきれいに出て、ミディアムトーストの樽を使うとかえってワインがバターっぽくなりシャブリらしさが損なわれると主張する。
実際に味わってみると、どのクリマもシャブリらしいミネラルがピュアに表現されている。じつに堅実なシャブリのドメーヌだ。