収穫は、3回に分けています。1~2回目は部分的に収穫し、3回目はより熟した葡萄を収穫します。こうして収穫時期をずらし、全てをブレンドすることで、フレッシュかつコクのあるワインに仕上げます。破砕せずプレスした後、フリーランジュースのみ使い、タンクに入れて48時間落ち着かせます。樽(新~2年樽)に、2~5%バリック型ステンレスタンク、さらに2%アンフォラも使用して発酵させます。発酵が終わった段階でテイスティングをし、良い樽の物だけを使用します(だいたい2~3樽はNG)。熟成も同じものを使用し、4~5ヶ月行います。マロラクティック発酵はさせません。樽発酵は酸素を取り入れる点からとても良い効果がありますが、バリックの香りが強くなりすぎないように、その大きさや形なども重要になります。大きさとしては、発酵にはバリックが適していると考えています。バリック型ステンレスタンクは、バトナージュを効果的に行え、木の風味が付かず、空気交換もないのでフレッシュさが保てます。また、空気の交換はするが木の香りの
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