top of page

100%除梗。低温でのマセレーション後、タンクにて発酵。樽(新樽率30%)で18か月熟成。
透明感があり、いきいきとした酸、赤系果実の香りが特徴です。とにかく、大物生産者のコート ド ニュイのワインが良心的な価格で楽しめるのが魅力の1本です。

マルサネ 2019 フィリップ・シャルロパン 【赤】品種:ピノ・ノワール

SKU: 2314
¥10,800価格
色、味わい: 赤 ミディアムボディ
数量
在庫なし
  • 1956年生まれの現当主、フィリップ・シャルロパン氏は、22歳のときに父アンドレ氏から2ha弱の畑とドメーヌを引き継ぎワイン造りを始めました。当初、マルサネ村でワイン造りを行っていましたが、生産量が増えきたことを機にジュヴレ・シャンベルタンに拠点を移したことで名実ともにジュヴレ・シャンベルタンのドメーヌとして成長。

    現在、マルサネ、フィサン、ジュヴレ・シャンベルタン、モレ・サン・ドニ、シャンボール・ミュジニー、ヴォーヌ・ロマネに25haの畑を持ち「シャンベルタン」「ボンヌ・マール」「エシェゾー」など、なんと8つのグラン・クリュを手掛けています。赤のイメージが強いシャルロパンですが、2007年からはシャブリもリリース。

    現在はフィリップ氏の息子、ヤン氏が白ワインを担当し、親子でドメーヌを営んでいます。また、当主のフィリップ氏はピノ・ノワールの神様と呼ばれる故アンリ・ジャイエ氏から指導を受けた一人で、愛弟子として可愛がられていたことでも知られています。当初、ワイン造りの途中でアンリ・ジャイエ氏のアドバイスを常に聞きながらワインを造っていましたが、いつしかアドバイスを聞かずに出来上がったワインをただ持っていくようになり、そのワインを飲んだジャイエ氏に「まさに私が言いたかったように造っているな」と言わせてしまうほどの実力をつけるようになりました。そのため、ワイン造りにおいては、徹底した収穫量の制限や、低温マセラシオンによるエキスの抽出、自然酵母の発酵など、師であるジャイエ氏の影響が色濃く見られます。シャルロパンのモットーはあくまでも自然なワイン造り。

    ブドウの質そのものが、その後の醸造、そしてワインの質を決定すると考えるため、極力自然の力を邪魔しないよう細心の注意を払っています。ブドウの樹が自力で凝縮味のある果実を結実できるよう、ブドウの栽培にはリュット・レゾネを採用。除草剤と化学肥料は使用せず、殺虫剤代わりにフェロモンカプセルを用いています。ブドウの樹齢は概ね高く、エシェゾーにいたっては樹齢70年に達するものも。しっかりと完熟してからの収穫はもちろんのこと、厳しく選別した果実は、除梗した後一週間に及ぶ低温マセラシオン発酵を行います。培養酵母の補酸は決して行わず、その後は瓶詰め直前まで澱引きせずに樽熟成されます。

    シャルロパンでは、以前は新樽100%による熟成を行っていましたが、2009年以降、新樽比率を下げて、そのスタイルを変化。そのため、はっきりとしたロースト香と強いバニラ香が感じられる「モダンな」スタイルの味わいから、ピュアな果実味とアロマに溢れるエレガントなスタイルに変わってきています。「昔は流行りにのって新樽を使うことが良いことだと思っていたが、最近は樽香がはっきりと出るものは好まれなくなってきたと考えている。」と語るフィリップ氏。健全なブドウから生まれる純粋な味わいは、シャルロパンのワイン造りに対するスタイルそのものなのです。

※20歳未満の方へは、酒類販売を行いません。

© 2019 by カーヴ ド サンシビリテ

  • Facebookの - ブラックサークル
  • Instagramの - ブラックサークル
bottom of page