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ブスロとは凹凸のあるでこぼこした地形という意味で、その名のとおり細かな高低差のある畑です。若いうちは頑なさを示すことがありますが、年を経るごとにアロマが多様化し、鮮やかなベリー系果実やリコリス、甘草などの香りに加えて、エレガントなバルサミコやなめし革のアロマが感じられるようになります。

ロベール・シュヴィヨン ニュイ サン ジョルジュ 1er レ ブスロ 2019【赤】Gv:ピノ・ノワール  樹齢の古いブドウから緻密で常温発酵ながら濃密な味わい

SKU: 2904
¥18,700 通常価格
¥16,830セール価格
色、味わい: 赤 フルボディ
  • ニュイ・サン・ジョルジュのお手本とも呼ぶべきドメーヌが、このロベール・シュヴィヨン。レ・サン・ジョルジュ、ヴォークラン、レ・カイユ、ロンシエール、ペリエール、プリュリエ、シェニョ、ブースロと、ニュイの南側と北側のそれぞれに素晴らしい1級クリマを有している。ロベールが父モーリスの下で働き始めた頃、ドメーヌの規模はわずか3haに過ぎず、それが今では13haまで広がった。樹齢はいずれも高く、平均して50〜75年。ヴォークランには樹齢100年にもなる古木が植わる。この高い樹齢が自然に収量を抑え、ブドウの凝縮度に貢献しているのだ。2000年に引退したロベールに代わって、今日、会社組織となったドメーヌの運営はふたりの息子、ドゥニとベルトランに任せられている。ドゥニがおもに栽培、ベルトランがおもに醸造を担当。ふたりとも寡黙な栽培農家といった風貌で、仕事に対するひた向きさがうかがえる。レ・サン・ジョルジュに加え、1892年にニュイの新しい村名を決める際、ニュイに組み合わせるクリマ名として、レ・サン・ジョルジュと最後まで争ったヴォークラン(つまりニュイ・ヴォークランが村名になる可能性もあった)と、レ・サン・ジョルジュの北に隣接するレ・カイユを合わせて、ベルトランはニュイの3大テノールという。どれもコート・ド・ニュイきっての重低音が効いたクリマだが、この3つの中ではレ・カイユが一番柔らかみがあり、ヴォークランがもっとも骨太。レ・サン・ジョルジュはその中間的な存在だ。こうした違いも、ロベール・シュヴィヨンのワインを並べて試飲すると一目瞭然に理解が可能となる。栽培法はリュット・レゾネ。選果は畑で行い、100%除梗。10〜15度の温度で1週間低温マセレーションのうえステンレスタンクでアルコール発酵。トータルで3週間〜1ヶ月の長いキュヴェゾンをとる。1級畑のワインはおおむね30%の新樽を用い18ヶ月間の熟成。マロラクティック発酵終了後と瓶詰め直前の2回澱引き。清澄なし、無ろ過で瓶詰めだ。

  • ラックコーポレーション

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