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ナティーヴォとは、「出身、産地」を意味します。ネッビオーロはとても繊細なため、葡萄の育つ周囲の環境や土壌に大きく影響を受けます。ネヴィーリエ村(ロンコヌオーヴォ)とバルバレスコ村の葡萄を使用しています。標高400mの南~南東向き、土壌は粘土石灰質です。面積は2haで、植密度は5,000本/ha。収穫は、9月末から10月初旬にかけて行います。もの足りなさを感じれば、10~15%アパッシメントさせた葡萄を使い、さらにアウダチェの澱でリパッソします(必要が無い場合は、リパッソしません)。発酵前に低温でスキンコンタクトを行います。発酵はステンレスタンクで2週間。ステンレスタンクで2ヶ月寝かせた後、大樽に移して12ヶ月熟成させ、その後、再びステンレスタンクに戻して6ヶ月、さらに瓶詰して6ヶ月休ませます。かすかにオレンジがかった濃い赤色。スミレの花のアロマの中に、かすかにスパイスや干し草の香りがあります。口に含むと、チェリーやプラムのような果実味が広がり、余韻には、かすかな甘さと一緒にソフトでスムーズなリコリスの香りが漂います。柔らかくて滑らかな口当たりのこのワインは、若いうちから楽しめます。

ランゲ ネッビオーロ ナティーヴォ 2021【赤】品種:ネッビオーロ 樽熟を超えて香るネッビオーロ

SKU: 3061
¥2,750 通常価格
¥2,475セール価格
色、味わい: 赤 フルボディ
  • ロベルトはワインスクールを卒業してから父を手伝ってきましたが、その後年間生産量6,500万本というピエモンテの大規模な醸造所の醸造長として手腕を発揮。同時にガヴィにある生産者組合のジェネラル マネージャーとしても活躍しました。現在はそれらを辞し、自身の畑を所有、質の高いワイン造りを行なっています。さらに6名の親しいメンバーと共同経営する醸造所のワインメーカーを務めています。またワインに含まれている200種類ほどある化学成分の専門家でもあります。ロベルトが最優先で注意を払うのは畑です。自然の生態系を守りながら、化学的なものは減らしていくことで、いつかゼロにしたいと考えています。契約農家にも同様の指示をしています。収穫は2004年から、ほぼ同じ人に頼んでいます。ガヴィ、バローロ、自宅のあるネヴィーリエの3ヶ所にセラーがあります。温度コントロール装置付き発酵タンク、甘口ワイン貯蔵用の温度調節付きタンク、ニューマティックプレス、バキュームフィルター、連続式フィルター、マイクロフィルトレーション装置を備えた2,000本/時間の瓶詰めが可能なボトリングラインなどがあります。特徴は長い発酵にあり、3~4ヶ月もかけます。その間、死んだ酵母が沈んでいて、ワインにミネラルを与えます。また、長い低温発酵のため、自然のCO2がワインに溶け込み、長くフレッシュさを保つことが出来ます。ロベルトは、クリュによる違いと考えています。どちらもネッビオーロにとって最適な土地だからです。
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