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良いワインを造ることも重要だが、人の記憶に残るワインが造りたい、と考えたことがきっかけで出来ました。グリッロはマルサラに使う品種で、現在シチリアの地葡萄のように言われていますが、元々はプーリアの品種です。エノロゴを務めるマッシミリアーノが好きな品種です。畑は、石灰質構造で、いくつかの領域を除いて、ほとんど岩で、石の層と白亜質の斜面で構成されています。葡萄はギヨー仕立てです。気候は、春と夏は非常に乾燥しており、冬は穏やかです。収穫時のセレクションがとても大事です。発酵、熟成ともにアカシアのバリック(225L、新樽、1年樽)で行います。樽はスラヴォニアンオーク製で、ヴェネト北部のコネリアーノの樽会社のものを使用しています。すべての品種は一緒に発酵、熟成させます(混醸)。樽熟成した後は、すぐにノンフィルターで瓶詰めします。父から受け継いだ手法で、父の代ではクルミの木の樽を使用していましたが、アカシアの樽に変えました。アカシアの樽を使うのは、アグレッシブになりすぎない、樽の香りが付きすぎないためです。ソフトでエレガントなスタイルに仕上がります。グリーンがかったイエロー。黄桃のシロップ漬け、バニラの香り。丸みのある果実感があり、レモンのようなしっかりとした酸、タンニンを僅かに感じます。「きれいな酸のニュアンスを出したいので、15~16度位が(飲むのに)一番いい温度。冷やし過ぎないことが大切」とマッシミリアーノは話していました。

サレント ビアンコ エレナ 2019 ロッカ デイ モリ【白】GV:グリッロ40%、ビアンコ ダレッサーノ30%、シャルドネ30%

SKU: 3187
¥2,310 通常価格
¥2,079セール価格
色、味わい: 白 辛口
  • 「家族経営のワイナリー」 D.O.C.コペルティーノの中の、モンテローニ ディ レッチェにある全くの家族経営の生産者です。現在、兄が社長、弟がエノロゴで、この二人を中心に7名のスタッフで運営しています。その年の作柄によって、造るアイテムを変えています。良いヴィンテージにしか上のクラスのワインは造りません。「重さではなく、畑の面積で葡萄を買い取り」 契約農家からは、単に葡萄を買うというより土地を借りて葡萄を造ってもらうというイメージで、1kg幾らではなく、1ha幾らという単位で買い取っています。葡萄は1本の枝に2~3房しか付けません。収穫は、夜中か早朝に100%手摘みで行い、良い葡萄のみ箱に入れます。「熟成可能なプーリアワイン」 ロッカ デイ モリのワインの特徴のひとつが、新しいヴィンテージへの切り替わりが比較的遅く、またワインの熟成がゆっくり進んでいるように感じられることです。熟成させて売ることはお金のかかることですが、ボトル熟成が重要だと思っているので、通常の5~15倍もする価格のコルクを使っています。コルクの色が良くないのは、漂【白】をしないためです。それも自分達を表現する方法のひとつだと考えています。「長いコルクは印象的でしょう?!」 長い発酵、熟成によっていろいろな力を溜め込むので、それをフィルターで除去することはしたくないと考えています。
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