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畑はプーリア南東部のタラントに位置しています。土壌は砂質、樹齢40年、栽植密度は4,000本から4,500本/haです。葡萄樹はプーリアの伝統的な株仕立て(アルベレッロ プリエーゼ)です。収穫は葡萄のフレッシュさとアロマを保つため、気温の低い早朝に手摘みで行います。除梗、破砕し、25度に温度コントロールしたステンレスタンクで8~10日間発酵させます。その後さらに果皮と共に15~18日間醸しを行い、タンニンと豊かなフレイバーを優しく抽出します。アメリカンオーク樽で3ヶ月熟成後、ステンレスタンクで6ヶ月熟成させます。輝きのある濃いルビーレッド、カシスを思わせる黒系のベリーの豊かなアロマに加え、ココナッツやリコリスの要素が混ざります。たっぷりとしたボディでバランスが良く、ベルべットのようにしなやかなタンニン、素晴らしい酸が全体を支えています。余韻にはスパイスを入れたジャムや野生のフルーツのニュアンスが漂います。

パッソ デル カルディナーレ プリミティーヴォ ディ マンドゥーリア 2020

SKU: 3347
¥2,860 通常価格
¥2,574セール価格
色、味わい: 赤 フルボディ
  • プーリアの恵まれた気候と土地の個性を反映した高品質なワイン
    専門誌でも高評価を獲得する家族経営の生産者

    3世代にわたって受け継がれる家族のワイン造り
    カンティーネ パオロレオは、プーリア州に2つの拠点を置く家族経営の生産者です。20世紀の初頭に、パオロ レオ(現在のオーナーと同じ名前)が自家畑の葡萄でワイン造りを始めたことからワイナリーの歴史がスタートしました。パオロの息子である2代目の二コラがワイナリーを引き継ぎ、石造りのセラーを建設しました。現在は、二コラの息子であり3代目となるパオロが、妻のロベルタと、4人の息子たち(ニコラ、ステファノ、フランチェスコ、アレッサンドロ)と一緒にワイナリーの運営を行なっています。セラーは、DOC サリチェ サレンティーノの中心地にあるサン ドーナチ(San Donaci)と、DOC プリミティーヴォ ディ マンドゥーリアのモンテパラーノ(Monteparano)の2ヶ所に位置しており、それぞれの土地の個性が際立つ様々なタイプのワインを生産しています。どちらのセラーも最新の設備を備えており、樽の貯蔵庫や、1時間に6,500~7,000本を処理できるボトリングラインを完備しています。

    品質重視のワイン生産が国際的な評価につながっています
    パオロレオのワインは、イタリアのワインガイド、『ガンベロ ロッソ』において複数のアイテムが最高評価のトレ ビッキエーリを獲得しています。『ルカ マローニ ベストワイン年鑑』、『ヴィーテ(Vitae)』などのワインガイドでも高い評価を得ています。パオロは、「私たちはこのプーリアで、国際的にも高く評価される優れた品質を誇るワインが生産できることを証明しました。私たちのワインは、独自のキャラクターを保っており、エレガントでフィネスに満ちています」と話します。パオロレオは家族経営のワイナリーですが、長期契約を結んでいる栽培農家の力によっても支えられています。栽培農家にはワインメーカーのニコラが1年を通して、最初から最後まで品質管理のために監督、指示を出し、高い品質基準を保っています。葡萄が完璧な状態でセラーに運ばれるよう、クオリティ コントロールを厳しくしています。また、契約する栽培農家も厳しく選んでいます。自家畑が70ha、契約農家の畑が80haで、合計で150haの畑からワインを生産しています。年間生産量は約300万本です。生産量の50%を輸出しており、50%は国内で販売しています。

    醸造家二コラ レオの哲学
    カンティーネ パオロレオは伝統と革新を融合させたワイン造りを行っています。豊富なラインナップを持つ彼らのワインには、エノロゴを務めるニコラ レオの情熱が込められています。すべてのワインに彼の哲学、パッション、味覚が反映されています。そして同時に素晴らしい畑のポテンシャルが明確に表現されています。
    「ワインはエキサイティングかつ人々を満足させるものでなければなりません。それは土壌、葡萄の木、気候、そして人の力が融合した結果、生まれるものです。この組み合わせは数学の数式にも似ていて、毎日発生する問題をクリアしなければなりません。しかし、自然を尊重し、この高貴な仕事に対する情熱を持たなければ、常に同じ結果を得ることはできません。ワイン造りで最も重要なことは、自分が100%良いと信じられる葡萄をセラーに持って行くことで、それさえあれば、ワインの品質はある程度保証されていると言えます」とニコラは話します。

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