アブルッツォ北部、テーラモ県のノタレスコにあるカンタルーポの畑は丘陵地で日当たり、水はけが良く、葡萄栽培に最適の場所です。収穫は9月の第3週に行います。畑で選別しながら手摘みで収穫します。葡萄が傷つかないよう5kgの小ケースに入れセラーに運び、品質の高い葡萄のみを選別します。その後、温度と湿度をコントロールできる乾燥庫(フルッタイオ)で葡萄をアパッシメントさせます。アパッシメントの過程で状況に合わせて湿度や温度を調整します。アパッシメントは通常120日間行います。この間、葡萄の水分が徐々に失われ、全体の40%の水分が無くなります。自然乾燥による独自のフルーツのアロマが出てきます。その後、やわらかく圧搾し、ステンレスタンクで25~30度にコントロールしながら6ヶ月間発酵、醸しを行います。その後、アメリカンオーク樽に移し、18ヶ月熟成させます。紫がかった濃いルビーレッド、干し葡萄やブラックベリー、サワーチェリーの熟した果実のアロマに加え、シナモンやダークチョコレート、かすか
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